

すっかり春の気配が整ってきましたね。
芝南公民館前の竪川沿いを歩くと、黄金色のリュウキンカや、ピンクの帽子のようなホトケノザ、そして凛としたニホンスイセンたちが「春が来たよ!」と賑やかに教えてくれています。
そんな華やかな花たちの足元で、実は「隠れた主役」たちが存在感を放っているのをご存知でしょうか?
鋼鉄のすき間から顔を出す、たくましいシダたち
今回ご紹介したいのは、こちらの2種類のシダ植物です。
- オニヤブソテツ
- オオバノイノモトソウ
驚くのはその生命力!川の右岸・左岸にある「カミソリ護岸(鋼矢板)」のわずかなすき間から、グイッと顔を出して、しっかりと自分の場所を主張しているんです。
「こんな硬いところから!?」と、思わず応援したくなるような力強さですよ。
実は世界中で愛される「国際派」!
一見すると地味に見えるかもしれませんが、実はこの子たち、とってもワールドワイドなんです。
- オニヤブソテツは、日本各地から朝鮮、中国、さらにはインドやベトナムまで広く分布しています。日本では盆栽や庭園のグランドカバーとしてお馴染みですね。
- オオバノイノモトソウは、世界の熱帯・亜熱帯エリアに生息するエキゾチックな一面も。
実はどちらも、欧米では「おしゃれな観葉植物」として人気者なんですよ。そう思うと、いつもの川沿いの風景がちょっとだけセレブに見えてくるから不思議です。
「信頼」の心で、健やかな毎日を
ここでちょっと素敵なエピソードを。 オニヤブソテツには花言葉がありませんが、イノモトソウにはこんな花言葉があるそうです。
「平凡な心」「信頼」「愛嬌」
今はまだ、コロナの変異株やインフルエンザなど、健康に気を遣う日々が続いています。そんな時だからこそ、このシダたちが持つ「信頼」という言葉を大切にしたいですね。
お互いを思いやる信頼の気持ちを持って、この季節を元気に乗り切っていきましょう!
皆さんも、竪川を散歩する際はぜひ足を止めてみてください。 護岸のすき間からひょっこり顔を出している、愛嬌たっぷりのシダたちがあなたを待っていますよ!
