
暖かな春の陽気が感じられるこの頃、芝地区の前川観音様(観福寺)から、心温まる春の便りが届きました。只今、境内の山門脇では、真っ白で可憐なスノーフレーク(鈴蘭水仙)の花が、満開を迎えています。
このスノーフレークは、ちょうど山門のすぐ脇、地域を見守る馬頭観音と庚申塔の重厚な石碑の間に、静かに寄り添うように群生しています(添付の画像をご覧ください)。石碑の古びた質感と、スノーフレークの清廉な白さのコントラストがとても印象的で、まるでお寺の長い歴史を見守ってきた小さな妖精たちのようです。
スノーフレークは、その名の通り「雪の欠片」のような白さと、スズランに似た下向きのベル型の花が特徴です。花びらの先端にある小さな緑色の斑点が、また一段と愛らしさを引き立てています。冷たい冬を乗り越え、この春一番に咲くその姿は、私たちに確かな季節の移ろいと、希望を感じさせてくれます。花言葉も「汚れなき心」や「純粋」と、この可憐な姿にぴったりです。
観福寺の静寂な空気の中で、この白い妖精たちに会いに、散歩がてら足を運んでみてはいかがでしょうか。馬頭観音と庚申塔に手を合わせつつ、足元の小さな春の訪れを感じる、そんな心穏やかなひと時を過ごせるはずです。お近くへお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
